2014 マーメイドS 回顧

先行して粘り込んだ馬が現れて、ヒモ荒れの決着となった。
強引に先行策をとったわけではないアイムヒアーのペースは、牝馬限定戦にしても、少々遅い60.3の1000M通過。
内にもたれながらも、きっちり斤量と枠の利を活かした康太騎手の冷静な騎乗も手伝って、ディデラマドレは人気に応えて見せた。
次点評価のフーラブライドは、唯一斤量の面でアドヴァンテージがなかったから、展開もスローだったし、その後ろからの競馬では逆転の芽はほとんどなかった。

評価通りの結果ではあったが、少なくとも人気面に関しては、血統の差もあるように思える。
自分の形に持ち込めたかどうかという点で、4月の初めの豪華決戦にも共通する部分もあったが、彼女たちにはそういうスケール感でも似ていってほしい。

2着に激走したコスモバルバラは、若手の岩崎騎手の懸命の手綱も、決め手で勝ち馬を上回れるような配合ではなかったし、雨でも降っていればかつてのトーホウシャインの再現もあったかもしれないが。
この馬の気になるところは、年に2度しか連に絡まないこと。それも連続好走して、それでおしまいというのが3歳から続いている。果たして。

ハンデ重賞のツボを掴んだファンの見識が、日本の競馬を支えているのは間違いない。

 

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