2015 ジュライC・バーデンバーデンC 回顧

ジュライS

前崩れの展開とはいえ、普段より前につけたベルゲンクライが誰かに差されることになるとは、であった。
しかし、昨年絶好調だったヴォーグトルネードもいるのに、サウンドトゥルーとナリタポセイドンの繰り出した37秒台の末脚は驚異的だった。

特に、すでに3歳戦ながら重賞実績のあったサウンドトゥルーの破壊力は、?馬独特の不安さはあるものの、とっくに上のクラスで通用するレベルだったようだ。
得意の左回りで、またその手の馬に大野騎手が乗って…。
距離を伸ばして成功した分、安定感はより殺がれることになるだろう。それでも、刺激的な競馬を求める人には、何ともたまらない狂気のにおいが漂っている。

トゥザレジェンドが内の方でもがくやっぱりの展開となったが、いくら名手に乗り替わっても、さすがにこの血筋の馬をテン乗りで我が馬のように御すことは難しい。
弟のワールドの方は、有馬記念でこのパターンが嵌ったけれど、それは展開が特殊だったからであり、彼女もまた母似の単調さが内在しているのだ。

バーデンバーデンC

どうしたら勝てるのかがテーマだったこのメンバー。
当然、人気馬が順当に来るわけもなく、しかし、上級条件に出走するようになってからはこれからの時季に良績が集中しているバーバラの2年ぶりの勝利は、不思議でもなんでもなかった。

3F通過が34秒に迫ろうかという超スローの展開を好位から抜け出して勝ったことが、何を保証するというわけではないけど、やっぱりディープの仔は上がりが速い方が強い。
小倉で同じ流れになるはずないが、本来は高速馬場の方が合うはずだ。

 

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